ジルコニア治療ってどんなの?

 

まるまる金属の奥歯でもリーズナブルに白い歯に!

 

ジルコニアセラミック 

 

ジルコニアという名前を聞いたことがある方は多いと思います。

知られているところでは、ダイヤモンドに近い高い屈折率を持つことから、宝飾品の模造ダイヤとして有名です。

 

歯科の領域では、ジルコニアが常温で白色の固体で&融点が2700度と高く十分な強度を持つ性質を利用して、他の添加物と合わせて強度や使い勝手を調整してセラミックの材料として用いられています。

 

ジルコニア・クラウンとは、ジルコニアのブロック(スイスのメトキシ社製)をコンピューター制御のCAD/CAM で削り出して、白い歯を作る技法です。

そして、コンピューター処理で製作を行うため、費用をぐっと抑えることを可能にしました!

 

1本当たり6万3千円の費用で奥の差し歯を白い歯に出来ます。(以前は、10万5千円かかっていました・・・)

 

ジルコニアクラウンと従来のセラミッククラウンの違い

 

 

今までのセラミッククラウンの場合、
    

 

型採り⇒模型処理⇒セラミックの築盛&焼成⇒研磨

 

この中で、「セラミックの築盛&焼成」の部分が、セラミッククラウンの製作において肝の部分です。

このステップをうまく行うことで、形態や色合い適合や強度など全ての仕上がりの点できちんとしたものを作り上げるのです。

腕の良い技工士さんと、下手くそな技工士さんとで、その出来具合は全く異なっているのが現状です。

 

 

ジルコニアクラウンの場合、

 

型採り⇒模型処理⇒CAD/CAMによる製作⇒研磨

 

技工士さんが関わる肝の部分を、コンピューターによるCAD/CAM制御の処理で行うことで、今まで以上に簡単に高レベルのセラミックの仕上がりを得ることができるようになりました。

今の時点で、仕上がりにおいてベテランの技工士さんが行うのと同等のレベルの『 歯 』を提供で来ますと言って良いでしょう。

 

以前からCAD/CAM制御によるセラミックの製作は行われていましたが、その出来上ったセラミックの適合や精度の点で、納得できる仕上がりではなかったので、治療プランとして採用することを控えていました。(どんなにきれいでも、適合が悪く歯に合っていなければ、虫歯などで長持ちさせることが難しくなります。 それでは困ります。。。)

 

しかし、昨年(2012年末)になり、納得できる仕上がりの適合と精度を持ったCAD/CAM制御ソフトが開発され、製品として公開されました。

私としても安心して、リーズナブルな奥歯のセラミッククラウンを提供することができるようになった次第です。

 

用いるジルコニア・セラミックのかたまりには、何種類かの色があります。

右の写真は一般的によく治療に使われるジルコニアとその色合いです。

 

指定された色合いのジルコニアのブロックをCAD/CAM制御で削り出して、制作します。

 

確かに色の細かい調節はできません。 しかし、奥歯であれば、概ね色合いが合っていれば、見た目に不自然さを与えずに済むと考えます。

 

ただし、前歯であれば、微妙な色合いをキッチリと合わせていかないと、ただ白いだけで、前歯全体としての調和がとれず、かえって不自然な感じを与えてしまうこともあります。

ですから、熟練した技工士さんによる職人技ともいえるテクニックで周りの歯と調和させることが必要になります。
ですから、前歯の治療にはお勧めできません。

(前歯では従来のセラミッククラウンの方がより優れていると考えます。)

 

ジルコニア・セラミッククラウンの実際の治療例

左下の金属の差し歯を
白くしたい!

 

通院回数 2回(期間は、2週間です)

治療費 6万6千円

矯正治療出っ歯

ジルコニア・セラミックで治療

 

左下の金属のブリッジを白くしたい!

 

通院回数 2回(期間は、2週間です)

治療費 19万5千円(仮歯を含みます)

矯正治療出っ歯

ジルコニア・セラミックで治療