すきっ歯の治療特集
すきっ歯(前歯のすき間)の治療大特集!
一口に”隙っ歯” ”前歯に隙間”と言っても、いろんな原因で、いろんな歯並びがあります。
歯並びなどの状況やその個人が持つ条件により、『歯列矯正』で治した方が良いケースもあれば、『審美歯科』治した方が良いケース、そして、『コラボレーション』で治した方が良いケースがあります。
どのようなケースには、どの治療法がより適しているのか!その辺りを詳しく説明しましょう。
隙っ歯(すきっ歯)を矯正治療で治す!
歯の形には問題が無い。しかし、前歯に隙間がある場合。(真ん中だけのこともあれば、アチコチにあることもあります。)
短期間の矯正治療がベストだと考えます。
case 1
治療前
隙間が上の前歯の正面だけです。
上下の噛み合わせも特に問題なし。
治療中
シンプルに、歯並びを絞って両サイドから歯を真ん中に寄せて
歯列矯正で治すのが一番です。
矯正後
矯正後は、
前歯の裏側から保定します。
治療期間 3ヵ月間
治療費 23万円
すきっ歯(前歯の隙間)を矯正で治した症例は、『 すきっ歯を治したい! 』も参照してください。
隙っ歯(すきっ歯)を審美歯科で治す!
矯正装置(ブラケット)を付けたくない場合。歯の形が矮小歯などで不揃いな場合。歯が元から少ない(足りない)場合。(先天性の欠損)
このような場合には、審美歯科による治療が適しています。
case 2
治療前
case.1と同じで、「隙間は上の前歯の正面だけです」しかし、「矯正装置を付けたくない!治すのに何カ月もかけたくない!」という希望条件がありました。
審美後
前歯2本の表面を薄く削ってラミネートべニア(審美歯科)で治す治療法を選ばれました。
治療期間 1週間
治療費 15万円
case 3
治療前
右上では前歯が1本少なく、左上では横の前歯が矮小歯で、全体に歯がばらけて隙間を作っていました。
シュミレーション
「歯の形がおかしい!」ことにより、隙間ができていました。この場合、いくら矯正治療をして歯と歯がくっ付いても、隙間は無くなりません。
審美後
右上の犬歯から左上の犬歯までの5本を、ラミネートべニア(審美歯科)で治す治療法が一番シンプルです。右上の尖った犬歯を平たい前歯に見えるように!左上の矮小歯を普通の大きさの前歯に見えるように!各々ラミネートべニアで治します。
治療期間 1週間
治療費 約37万円
隙っ歯(すきっ歯)をコラボレーションで治す!
歯の形や数に問題がある場合。
歯が元から足りないことにより、隙間を集めると、歯の1本分程度になる場合。
このような場合には、矯正だけでも、審美歯科だけでも、結果を良くするには不十分です。
矯正治療で歯の位置を整えて、審美歯科治療で仕上げるコラボレーション治療がお勧めです。
case 4
治療前
左上の前歯が1本下からなく、右上に矮小歯があり、正面は歯の形の問題で、前歯に隙間が見えます。
矯正開始
上の正面の歯の間を少し削り歯の形を修正して、矯正でくっつけよう!
矯正終了
他にもある細かい隙間も矯正で歯を動かして無くそう!
審美後
その上で、右上の尖った犬歯を平たい前歯に見えるように!左上の矮小歯を普通の大きさの前歯に見えるように!各々、ラミネートべニアで歯の形を修正して、治しました。
治療期間 4カ月間
治療費 38万円
case 5
治療前
左上の前歯が元から1本少なくて歯がズレて、正面に大きな隙間が空いていました。右上には矮小歯もあります。歯の位置がずれているので、このまま歯を削って審美歯科的に治そうとしても、審美的にキレイな修復はできません。
矯正開始
上の歯に部分矯正を行い、本来歯が無い所に隙間を作り、ずれた左上の前歯を本来の正面に戻そう!
矯正終了
審美後
その上で、左上前歯に出来た隙間に、接着性ブリッジによる治療。右上の矮小歯は、ラミネートべニアで治します。右上の前歯は、裏側から保定。
治療期間 4カ月間
治療費 43万5千円
case 6
治療前
右上の犬歯が元々無いため、右上に大きな隙間ができ、前歯全体がバラケて、隙間があちこちにあります。
矯正開始
上の歯に部分矯正を行い、本来歯が無い所に全ての隙間を集めました。
矯正終了
審美後
その上で、両サイドの歯を削って、接着性ブリッジによる治療を行いました。
治療期間 3ヵ月間
治療費 36万円