レーザー治療のミニ知識

 

レーザー治療

 

健康なエナメル質を傷つけずに虫歯を除去! 驚くべきレーザー治療の効果!!

 

レーザー治療で何ができる?

 

レーザーも機械によって周波数やエネルギーが異なるので、それぞれ特性があります。

 

当クリニックでは『エルビウム・ヤグ・レーザー』を使用していますので、それを基本に説明しましょう。

 

まず、「レーザー治療」というとこれまで不可能だった治療ができる夢の機械、という印象を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、実際はレーザーがなくても同じ治療が可能です。

 

1.歯肉の切開・止血

2.口内炎の処置

3.メラニン色素の除去

4.歯周ポケット内の消毒

5.歯石取り

6.知覚過敏の処置

7.虫歯の治療

8.根管(歯の根っこ)内の消毒

9.顎関節症の鎮痛処置

 

などの治療が、レーザーを用いて行われますが、これらはレーザーを用いない治療法でも十分に可能なのです。

 

では、レーザーを使用するメリットは何なのでしょうか?

局所麻酔をしなくてもよいこともある

 

局所麻酔をしなくても処置できることがある、というのが一番のメリットです。

レーザー治療に関して「無痛治療」などと唱われることもありますが、治療によっては痛みを感じます。よって、レーザーを使えば痛くないということは決してありません。

 

ただ、歯科治療特有の「キーン」という音がない分、気持ちが楽だ、という人も多いようです。

 

また、切開の時にはレーザーが止血処置にも使えるので便利な時もあります。(この処置には、炭酸ガスレーザーがより適しています。)

初期の虫歯に対しての治療効果、虫歯予防的な作用がある

 

従来の治療法ではどうしても健全なエナメル質をわずかですが削る必要がありました。

ところがレーザー治療では、健全なエナメル質にほとんどダメージを与えることなく虫歯を除去することができます。更に歯質の強化もできるのです!これはレーザーでないと得られないメリットです。

 

虫歯の治療に関しては、神経をダメにしないように、低出力で治療をするので通常治療よりも時間がかかります。

処理用チップも細いため、仕方がありません。奥歯など処置しにくい場所に関しては治療ができないこともあります。

 

また、虫歯は除去しても、銀歯や冠をかぶせる場合、通常治療のエンジンで削って修正する必要があります。万能の治療機械というわけではないのです。

 

処置部に対して消毒作用がある

 

レーザー治療は歯周病などの治療に使う際に有効です。

当クリニックでも深い歯周ポケットがある場合通常の処置にレーザーを併用することがあります。歯周ポケット内の殺菌による消毒を狙っています。

 

また、なかなか治らない口内炎にも結構効くようです。

レーザー治療を前面に唱っている歯科医院でも、よく読んでみると「口内炎に効きます」ということをメインに出してあるところが多いようです。

 

その他の効果

 

歯肉が黒くなっている方に対して、歯肉のメラニン色素を除去して、ピンク色の歯肉に戻すことも得意です。

 

更に、レーザーによる生体の賦活作用を期待して顎関節症で痛みがある時に、パワーを落として痛い所にレーザーを照射することもあります。