受け口の矯正治療の限界

受け口の方の場合、咬み合せが反対になっているのはもちろん、人によっては骨格のレベルで下顎が出ていることがあります。
矯正治療をすることにより、咬み合せが普通の人になって治ることはもちろんですが。。。
ポイントは、出ている顎を引込めたいと思うのか! 引っ込まなくても構わないと思うのか! です。 受け口の症状がひどいとき、どう考えるかによって治療のやり方は全然異なります。

そこで、外科手術を併用した矯正治療で治したケースと、無理やり矯正治療だけで治したケースと、二つを紹介したいと思います。(どちらとも本当なら外科手術を併用して治した方が良い、というひどい受け口のケースです。)
両者で治った結果がどう違うのか!?を見てください。

まずは、『 外科手術を併用して治療したケース.』です。
【治療前】
外科手術を併用した矯正治療の治療前の歯並び 外科手術を併用した矯正治療の治療前の歯並び
この状態から、矯正治療と外科手術を併用して治しました。 歯並びの状態を見てみると
【治療後】
外科手術を併用した矯正治療の治療後の歯並び 外科手術を併用した矯正治療の治療後の歯並び
そして、口元の変化を見てみると
【治療前】             【治療後】
外科手術を併用した矯正治療の治療前の口元   外科手術を併用した矯正治療の治療後の口元
歯並びがきれいになったのはもちろんですが、口元も”いかにも受け口”という感じから、かなり普通の感じになったことが分かると思います。

一方、『 無理やり矯正治療だけで治したケース.』です。
【治療前】
無理やり矯正だけで治療した治療前の歯並び 無理やり矯正だけで治療した治療前の歯並び
この状態から、矯正治療と外科手術を併用(外科矯正)して治しました。 歯並びの状態を見てみると
【治療後】
無理やり矯正だけで治療した治療後の歯並び 無理やり矯正だけで治療した治療後の歯並び
そして、口元の変化を見てみると、
【治療前】             【治療後】
無理やり矯正だけで治療した治療前の口元   無理やり矯正だけで治療した治療後の口元
矯正治療により、前歯の咬み合せは普通の人になりました。
しかし、骨格のレベルでずれているものを、歯のレベルで無理やり合わそうとしているので、奥歯の咬み合せはあまり良くありません。(当たり前ですが、食べたりするのには何の不自由もありません。)
また、口元は気持ちスッキリした気もしますが、外科手術を行ったケースのような大きな変化はありません。

このように、同じ受け口でも治し方によって結果に違いが出てきます。
矯正で治った後のイメージを自分がどう考えているか、によって治療法が変わります。 そこを間違えると、治ったのに治ってない・・・という不幸な結果を招くことさえあり得ます。 しっかりと考えてください。

受け口でも、特に下顎が出ていて受け口である方において、顎まで引込めたい!と思うならば、外科矯正(矯正治療&外科手術併用)を考えてください。
一方、咬み合せさえ普通の人になれたら良い!と思うならば、矯正治療だけでも十分いけることが多いと思います。
受け口であっても、下顎の出方が大してひどくない場合は、普通に矯正治療を行えば十分なことが多いと思います。

タグクラウド

ローン

menu